[V-335] 下面増厚工法で補強したコンクリート床版の25年経過後の補強効果について
キーワード:下面増厚工法、ポリマーセメントモルタル、ひび割れ、衝撃弾性波、非破壊検査、追跡調査
25年前にポリマーセメントモルタル(以下,PPモルタルと称す)によって下面増厚補強(以下,PSR工法と称す)された大垣橋RC床版の補強効果について,その継続性を確認するために行った調査の結果について報告する.PCM工法協会では,補強工事後の本橋の定期的な追跡調査を行っており,20年後までの調査では実橋載荷試験を実施し,施工時の性能を保持していることが検証されている1).本年25年目の調査では,増厚部のPPモルタルの一部にひび割れが認められたが,衝撃弾性波による一体性の調査ではひび割れによる影響は認められず,補強効果は保持されていることが確認された.
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