令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

短繊維補強コンクリート(材料)(2)

座長:小倉 大季(清水建設)

[V-262] ワッフル型UFC床版間詰め部の充填性に関する検討-阪神高速道路 信濃橋入路橋-

〇村岸 聖介1、小嶋 進太郎1、切山 貴文1、藤林 健二2、谷口 祥基2、杉山 貴教2 (1.鹿島建設株式会社、2.阪神高速道路株式会社)

キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、道路橋床版、充填試験、床版と鋼桁の接合部

筆者らは,鋼床版と同程度の重量でありながら高い耐疲労性を有するワッフル型UFC床版(UFC:超高強度繊維補強コンクリート)を開発しており,この床版を阪神高速道路1号環状線信濃橋入路橋に日本で初めて適用した.今回の適用に当たり,UFC床版同士およびUFC床版と鋼桁の接合部への間詰め材の充填に関して,鋼桁上での充填口の間隔が約0.8mと広い箇所が連続的に多数あることから,充填に時間を要することが懸念された.そこで実橋の一部を模擬した模型への充填試験を行い,充填手順・充填時間を確認して実施工に反映したので報告する.

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