令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

短繊維補強コンクリート(材料)(2)

座長:小倉 大季(清水建設)

[V-263] 高密度鉄筋下に打込む繊維補強コンクリートの配合選定に関する検討

〇松元 淳一1、堀口 賢一1、川北 潤2、吉田 祥二3 (1.大成建設株式会社 技術センター、2.大成建設株式会社 東京支店 土木部 、3.首都高速道路株式会社 神奈川建設局)

キーワード:繊維補強高流動コンクリート、ポリプロピレン繊維、爆裂抵抗性、剥落抵抗性、ひび割れ抵抗性

首都高横浜北西線は大部分が併設する2 本のシールドトンネルで構成され,トンネル区間中の2 箇所で両トンネルを接続するU ターン路が配置される.U ターン路躯体のコンクリートに必要な性能としては,剥落防止,ひび割れ防止,爆裂抑止が挙げられ,有機繊維等をコンクリート材料に混入してこの3 つの性能を満足することを目指した.これより,有機繊維等の混入に加え,さらに充填性ランク1 の高流動コンクリートによる施工が必要であると考えられた.本稿は3つの要求性能を満足させるため有機繊維等を混入した高流動コンクリートの配合選定について示すものである.

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