短繊維補強コンクリート（材料）(2)

[V-264] 二重らせん構造型PET短繊維の現場練り混ぜ特性

〇古屋 力¹、林 承燦²、鈴木 俊雄³、木村 定雄⁴ (1.金沢工業大学大学院、2.デーロス・ジャパン、3.中日本高速道路、4.金沢工業大学)

キーワード：PET繊維、モービル車、曲げじん性係数、短繊維補強コンクリート

本研究では，引張強度や引張弾性率が低い理由から研究や適用が少ないPET繊維に着目し，現場でコンクリートを定量的かつ連続的に混練することができるモービル車を用いて，二重らせん構造型PET繊維補強コンクリートを練り混ぜ，その特性を確認した．その結果，モービル車練りにおいても，室内の強制一軸ミキサ練りの場合と同程度のフレッシュ性状を確保することができることを確認した．また，繊維の分散性や曲げじん性においても，強制一軸ミキサ練りと同程度の値を確保することができることを確認した．