令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

製造・施工(2)/締固め

座長:橋本 紳一郎(千葉工業大学)

[V-275] 凝結促進用混和材を用いたコンクリートの仕上げ作業時間短縮効果に関する検討

〇浦野 真次1、黒田 泰弘1、髙橋 圭一1、依田 侑也1、石井 泰寛2、伊藤 慎也2 (1.清水建設、2.デンカ)

キーワード:凝結、仕上げ作業、ブリーディング、待機時間

寒冷期におけるコンクリートの床やスラブ状構造物の施工では,仕上げに適した状態に凝結が進行するまでの待ち時間が長くなり,残業や深夜業になるケースも多く,その解決には材料・施工の両面からの検討が必要である。
著者らは現場において投入・混合できる凝結促進用混和材(ACF)を開発し,凝結時間の短縮やブリーディング低減効果,硬化後の性状や耐久性に及ぼす影響についてこれまで検討してきた。本報では,実際の現場で施工される均しコンクリート部分を利用して,凝結時間を短縮するACF を混入し,仕上げの作業時間の短縮効果について検討した結果を報告する。

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