令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装(2)

座長:若林 由弥(国土技術政策総合研究所)

[V-290] 履帯走行を対象とした舗装用粒度調整コンクリートの耐摩耗性に関する実験的研究

〇門井 康太1、トゥヴシンジャルガル ウルジーデルゲル2、豊田 明央2、舌間 孝一郎2、辻 正哲3、河野 亜沙子1、横山 滋1、長野 健一1、村上 和幸1 (1.太平洋プレコン工業、2.前橋工科大学、3.ものつくり大学)

キーワード:コンクリートブロック舗装、履帯、耐摩耗性、粒度調整コンクリート

重機等の履帯車両が走行する舗装では劣化が進行しやすい.その対策として,鋼板敷が施工されることが多いが,鋼板のそり等の問題がある.コンクリート舗装等の剛性舗装では,版厚を大きくする必要がある他,耐摩耗性上の問題もある.ブロック舗装は,たわみ性理論が適用でき,路盤の支持力をより反映できるため,コンクリートブロックの耐摩耗性を改善できれば,合理的な履帯走行用の舗装を開発できる可能性がある。本研究では,耐摩耗性を向上できることがスパイクチェーンを用いたラベリング試験によって明らかになっている粒度調整コンクリートの採用が,履帯走行用舗装に対する耐摩耗性に及ぼす影響を実験的に検討した.

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