令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装(2)

座長:若林 由弥(国土技術政策総合研究所)

[V-292] ブロック舗装における基層コンクリート版の温度差低減効果の検証実験

〇青木 政樹1、湯川 誠二郎1、竹内 康2 (1.大成ロテック株式会社、2.東京農業大学)

キーワード:剛性ブロック舗装、コンクリート版、温度差、温度応力

ブロック系舗装は,ブロック下にある基層コンクリート版との一体性を確保し,荷重を分散させる構造を有する.このブロック系舗装のブロック層は基層コンクリート版に発生する輪荷重応力および版上下面の温度差低減効果による温度応力の軽減が期待できるが,温度差低減効果に関する報告はあまり見受けられない.そこで,厚さの異なる基層コンクリート版にブロック層を施工した実寸大モデルを構築し,ブロック層および基層コンクリート版の温度を測定した.その結果,冬季・夏季のいずれにおいてもブロック層による基層Con版の温度挙動の緩和効果,Con版上下の温度勾配の緩和効果,それらの効果はCon版が厚いほど大きいことを確認した.

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