[V-294] エコセメントを用いた半たわみ性混合物の膨張材による曲げ強度向上効果
キーワード:エコセメント、半たわみ性舗装、膨張材、曲げ強度、ケミカルプレストレス
半たわみ性舗装に使用するセメントミルクの強度を増加させることで、半たわみ性舗装の曲げ強度や塑性変形抵抗性の向上が期待できる。セメントミルクの水結合材比を小さくすることが強度を増加させるには有効であるが、流動性の低下によりセメントミルクの充填作業に支障が生じる可能性がある。一方、セメントミルクに膨張材を使用することで、セメントミルクの膨張をアスファルト混合物が拘束し、ケミカルプレストレスによる曲げ強度の向上効果が期待される。膨張材の使用量が20kg/m3までは、曲げ強度向上効果が得られた。一方で、膨張材の使用量が過大になると曲げ強度は低下し、膨張材の使用量には適切な範囲があると考えられた。
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