令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装(2)

座長:若林 由弥(国土技術政策総合研究所)

[V-296] 長寿命設計に基づき施工した東広島・呉道路における連続鉄筋コンクリート舗装のCO2排出量

〇吉本 徹1、新見 龍男2、飯田 達郎3、佐藤 良一4、山崎 彰5 (1.セメント協会、2.トクヤマ、3.デンカ、4.広島大学名誉教授、5.国土交通省)

キーワード:東広島・呉道路、長寿命設計、連続鉄筋コンクリート舗装、CO2排出量

高規格幹線道路の東広島・呉自動車道の盛土部において設計耐用年数50年とした連続鉄筋コンクリート(CRC)舗装が試行的に採用された.本検討では,設計耐用年数50年とした場合のCRC舗装の供用50年間におけるCO2排出量を算出し、経験に基づく設計法である設計耐用年数20年の場合と比較を行い,環境負荷低減の観点から長寿命化した連続鉄筋コンクリート舗装の有効性を検討した.その結果、設計耐用年数50年とした場合は打換えが少ないために供用期間全体におけるCO2排出量は設計耐用年数20年の場合より小さくなり,コンクリート舗装の長寿命化は環境負荷低減にも繋がることが示された.

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