令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

防食(2)

座長:皆川 浩(東北大学)

[V-332] 溶融亜鉛アルミニウム合金めっきに対する塗装仕様の検討

〇尾田 光1、畑野 剛志2、桑原 幹雄1、尾西 志央1 (1.大日本塗料、2.田中亜鉛鍍金)

キーワード:溶融亜鉛めっき、溶融亜鉛アルミニウム合金めっき、塗装

溶融亜鉛めっきは鋼構造物に長期耐久性を付与し、ライフサイクルコストの低減に有効な防食工法である。しかし、沿岸地域で雨洗効果が得られない設置状況等では、飛来塩分により早期劣化することもある。その対策として耐塩害性向上を目的に溶融亜鉛アルミニウム合金めっきが開発され、2019年にJIS H 8643が制定された。溶融亜鉛めっきには意匠性付与を目的に塗装する場合があり、過去より耐久性の高い塗装仕様が整備されている。しかし、溶融亜鉛アルミニウム合金めっきに関しては十分な検証事例が少ない。今回、溶融亜鉛アルミニウム合金めっきに対する塗装設計品質の確保を目的として促進試験や物性試験による信頼性評価を実施した。

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