Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

補修・補強(構造)(2)/曲げ

Chair:Yasushi Tanaka

[V-349] Influence of corrosion of compressed rebar on flexural cracking load of RC beam

〇Jinsei Kuwano1, Rikuto Kunimoto2, Takuya Kondo1, Katsunori Yokoi1 (1.National Institute of Technology, Kochi College, 2.Kunimoto construction)

Keywords:Compression rebar, Rebar corrosion, Strain Distribution, flexural cracking load

RC部材の曲げ性能は引張鉄筋の健全度に依存していることから,引張鉄筋腐食と曲げ性能の関係については研究報告が多い。一方で,圧縮側はコンクリートが大部分の圧縮力を受け持つため,RC部材の曲げ性能に与える影響は小さいと考えられる。しかし,圧縮鉄筋の腐食で生じるひび割れにより,圧縮側コンクリートの断面積の低下,使用状態における応力状態の変化が考えられる。本論文では圧縮鉄筋腐食がRCはりの曲げ性状に与える影響について検討を行った。曲げひび割れ発生荷重と直径減少率には強い相関がみられた。また,腐食ひび割れによって断面内における応力分布の変化が確認できたことから,応力伝達が正常に行われない可能性を示した。

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