[V-370] Application to aperture synthesis method for maintenance of a new concrete structure by impact elastic wave method
Keywords:concrete, maintenance, nondestructive test, impact elastic wave method, aperture synthesis method
本研究では,直接地盤と接するコンクリート立坑において,地盤と接している箇所において経年劣化の有無を判断するための初期値の取得方法およびその評価方法について検討した。評価指標は,衝撃弾性波法の多重反射理論に基づいた方法と同様に,衝撃弾性波法から得られる弾性波伝搬速度とし,弾性波伝搬速度の決定方法について部材内部の反射源が可視化可能な開口合成法を用いた手法を提案し,妥当性を考察した。その結果,既往の研究結果と同程度の結果が得られ,本手法の妥当性が認められた。また,継続的な測定により,弾性波伝搬速度が初期値と異なる場合,地盤と接する背面コンクリート部分の変状を早期に把握できる可能性がある。
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