[V-375] Study on Effect of Measuring Position on Evaluation of Grouting Condition in Tendon Ducts of PC Members Using Electromagnetic Input Method by Impact Response Analysis
Keywords:PC Grout, Filling Evaluation, Nondestructive Evaluation, Electromagnetic Input Method, Impact Response Analysis
本研究では,電磁的入力によりPC鋼材に衝撃を与え,これにより生じる弾性波応答をコンクリート表面のセンサーで検出することでグラウト充填評価を行う手法において,三次元衝撃応答解析を用いて実橋計測における計測位置の影響を解明し,PCグラウト充填状況を精度高く評価することを目的とした.解析の結果,ケーブル配置が桁位置により変化する実橋計測においては,計測位置がPCグラウト充填状況の評価精度に与える影響が大きいことが確認された.また,計測位置に対する評価指標値の変化の傾向は,弾性波の出力位置により相違することが明らかになった.
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