令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

品質管理・検査/ポンプ圧送

座長:桜井 邦昭(大林組)

[V-411] 目視に替わるコンクリートの締固め自動判定システムに関する検討

〇林 俊斉1、髙木 亮一1、齋藤 淳1、長田 茂美2、塩浜 健2 (1.安藤ハザマ、2.金沢工業大学)

キーワード:締固め、完了判定、AI、深層学習、メッシュ領域

コンクリートの締固めの程度や完了時期の判断は,従来から技術者の経験に基づく目視判定と感覚で行われている.このような判定方法は,コンクリートの品質のばらつきや品質低下の一因となる懸念がある.技術者の減少が続く状況を鑑みると,ばらつきのない判断指標や生産性向上に向けた技術開発が求められている.
 そこで筆者らは,従来の目視判定の代替となり得る,深層学習に基づくコンクリートの締固め判定システムを提案および評価してきた.本稿では,これまでに提案してきたコンクリートの締固め完了判定システムを発展させた小領域ごとのきめ細やかな判定を実現できる実用的なシステムの検証試験について述べ、その有用性を確認した.

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