令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

品質管理・検査/ポンプ圧送

座長:桜井 邦昭(大林組)

[V-412] コンクリート荷卸し時の画像による品質管理に関する研究

〇山本 哲1、新村 亮1、田中 将希1、谷中 郁哉2 (1.株式会社大林組、2.株式会社日立ソリューションズ)

キーワード:AI、画像処理、コンクリート、スランプ、深層学習、品質管理

コンクリートを打設する際は、充填不良の原因となる、ワーカビリティーの低下したコンクリートを、排除することが重要である。ワーカビリティーの管理は20~150m3毎に、荷下ろし時のスランプ試験により行われる。しかし、スランプ試験は抜取り試験であり、スランプ試験間の品質変動を把握することは難しい。本研究ではコンクリート荷卸し時に、アジテータ車のシュート上のコンクリートの流動状況画像から、AIの深層学習によりスランプ推定を行った。その結果、同配合、もしくは現場で使用したコンクリ―トの画像を学習に使用することで、推定精度を向上できる可能性が確認された。

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