品質管理・検査／ポンプ圧送

[V-415] Change in Air Content of Fresh and Hardened Concrete under High Rise Pumping

〇Tomoko Takagi¹, Manabu Hashimoto¹, Shuji Matsumoto¹, Daisuke Hayashi¹ (1.KAJIMA CORPORATION)

Keywords:High Rise Pumping, Air Content, Distribution of Air Void Diameter, High Range Water Reducing Admixture

コンクリートの圧送によって圧送後の品質が変化することが懸念される。コンクリートの空気量に関しては、一般的に減少する傾向にあるが、圧送距離が50mを超える場合、増加することも示されている。本報は、高所かつ長距離圧送した際の圧送後の硬化コンクリートの空気量の変化について報告する。荷卸し時および圧送後にエアメータを用いた空気量の測定、リニアトラバース法を用いた硬化後の空気量の測定を実施した結果、すべての打設箇所において増加する傾向が得られた。また、圧送後には気泡径0.30mm未満の空気量が増加する結果が得られた。