令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

品質管理・検査/ポンプ圧送

座長:桜井 邦昭(大林組)

[V-415] 高所へ圧送した際のフレッシュおよび硬化コンクリートの空気量の変化

〇高木 智子1、橋本 学1、松本 修治1、林 大介1 (1.鹿島建設(株))

キーワード:高所圧送、空気量、気泡径分布、高性能AE減水剤

コンクリートの圧送によって圧送後の品質が変化することが懸念される。コンクリートの空気量に関しては、一般的に減少する傾向にあるが、圧送距離が50mを超える場合、増加することも示されている。本報は、高所かつ長距離圧送した際の圧送後の硬化コンクリートの空気量の変化について報告する。荷卸し時および圧送後にエアメータを用いた空気量の測定、リニアトラバース法を用いた硬化後の空気量の測定を実施した結果、すべての打設箇所において増加する傾向が得られた。また、圧送後には気泡径0.30mm未満の空気量が増加する結果が得られた。

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