Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

品質管理・検査/ポンプ圧送

Chair:Kuniaki Sakurai

[V-419] Effect of concrete surface quality (void structure) on frost damage deterioration

〇Akiyoshi Noro1, Tomohisa Kamada2, Toshiharu Kishi2 (1.East Japan Railway Company, 2.Institute of Industrial Science The University of Tokyo)

Keywords:Frost damage, Real structure, Air volume, Surface quality, Capillary void, Hydration reaction

弊社が実施した凍害調査では,環境条件・空気量・経年が同等の構造物で,健全部と劣化部が確認された.そこで本研究では,これらの差異が生じた要因解明を目的とし,表層品質(毛細管空隙量)に着目した.今回は,構造物からコアを採取し水銀圧入試験を行った.結果,表面の比較より,健全部の方が水の通り道となる毛細管空隙が少ない事で耐凍害性であると考えられる.次に表面からの深さ別では,表面の方が毛細管空隙が少ない結果となった。これは,長年かけて雨水が供給され計測的な水和反応により空隙構造が表面から緻密化した事で耐凍害性になったと考えられる.以上より、表層品質を高める事で水の浸入を防ぎ耐凍害性が高まると考える.

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