令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

環境保全・リサイクル(舗装)(1)

座長:加納 陽輔(日本大学)

[V-462] 再生用添加剤を用いた改質アスファルトの再生とその再生混合物の性状に関する基礎的検討

〇川島 陽子1、新田 弘之1、川上 篤史2、田湯 文将1 (1.土木研究所 材料資源研究グループ、2.土木研究所 道路技術研究グループ舗装チーム)

キーワード:ポリマー改質アスファルト、再生アスファルト混合物、再生用添加剤、カンタブロ試験、繰り返し再生

近年ではポリマー改質アスファルトを使用した混合物は、全出荷量の約10%を超える状況にあり、再生骨材中には改質Ⅱ型を含むものが一定数量以上あるものと考えられる。再生骨材中の旧アスファルトの種類により、再生後の混合物の性状が異なることが予想され、特に繰り返し再生利用が進むと舗装の供用性能への影響も大きくなることが懸念されるため、適切な再生方法を明確にすることが求められる。本研究では、ポリマー改質アスファルトの繰り返し再生に対する芳香族分の多い再生用添加剤の有効性について検討した。その結果、ポリマー改質アスファルトの再生に対して、芳香族分の多い添加剤の性状回復効果が高いことがわかった。

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