令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

塩害(1)

座長:堀口 賢一(大成建設)

[V-544] セメント薄片を対象とした小型電気泳動試験で観測される電気抵抗率に関する一考察

〇高橋 広平1、皆川 浩1、宮本 慎太郎1、久田 真1、蔵重 勲2 (1.東北大学、2.電力中央研究所)

キーワード:電気泳動セル試験、電気抵抗率

セメント硬化体の遮塩性評価手法として,一般的には,土木学会規準で規準化されている浸せき試験や電気泳動セル試験が用いられる.しかし,遮塩性に優れたコンクリートの場合,これらの試験方法の試験期間は長期化する場合が多い.本研究では,この課題を解決するための一方策として,セメントペーストの薄片供試体を用いた小型電気泳動セル試験を取り上げた.そして,小型電気泳動セル試験が有する特性や諸問題の抽出を目的とし,供試体の厚さが観測される電気抵抗率に及ぼす影響について検討した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン