令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

塩害(1)

座長:堀口 賢一(大成建設)

[V-550] 新規材料を使用したコンクリートの遮塩性を判断する促進試験の比較

〇澁谷 亜香里1、伊藤 慎也2、伊代田 岳史3 (1.芝浦工業大学大学院、2.デンカ株式会社、3.芝浦工業大学)

キーワード:塩害、カルシウムアルミネート系混和材、電気泳動試験

コンクリート材料における研究が広く行われており,塩化物イオン浸透深さや拡散係数で議論される.現在は多くの研究において,塩水浸せき試験や乾湿繰り返し試験,電気泳動試験などの促進試験が行われている.本研究では,新規材料におけるこれらの促進試験の妥当性の把握を目的とし,異なるメカニズムの塩害抵抗性をもつ材料を用いたコンクリートにおいて,それぞれの促進試験結果を比較した.塩化物イオンの固定化により浸透を抑制するカルシウムアルミネート系混和材を使用した.また,ひび割れ抑制効果を付与するために,膨張材を併用した配合も検討した.結果として,遮塩効果のメカニズムによって適した試験方法が異なる.

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