耐久性一般(1)

[V-150] A Study on the Moist Curing Period of Concrete Using Various Cement

〇Keiichi Takahashi¹, Yasuhiro Kuroda¹, Naoyuki Sugihashi², Hiromi Yanokura², Wako Kawamura², Isao Kurashige³ (1.SHIMIZU CORPORATION Technical Research Institute, 2.SHIMIZU CORPORATION Civil Engineering Headquarters, 3.Central Research Institute of Electric Power Industry)

Keywords:Compressive strength, Effective age, Strength expression rate, Moist curing, Curing temperature

コンクリート標準示方書［施工編］では，一般的に普及している種類のセメントを用いたコンクリートを対象に，施工時期の日平均気温に応じて標準的な湿潤養生日数が示されている。特殊なセメントを用いた場合、実データに基づき合理的に湿潤養生日数を定めることが課題となる。そこで，特殊なセメントを用いて5，10および20℃の異なる養生温度で水中養生を行ったコンクリートの強度発現性を調べ，温度の影響を考慮した有効材齢の概念に基づき，圧縮強度の発現観点から、必要となる湿潤養生日数に関する考察を行ったので報告する。