令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(構造)

座長:栗橋 祐介(金沢大学)

[V-636] 静荷重実験における荷重分布型伸縮装置の耐荷力性能

〇木内 彬喬1、阿部 忠1、水口 和彦1、金子 昌明2、深水 弘一3 (1.日本大学、2.一般社団法人日本橋梁メンテナンス協会、3.山王(株))

キーワード:荷重分布型伸縮継手、耐荷力、施工性

伸縮継手装置の多くは鉄筋の端部をRC床版に差し込み、超速硬コンクリートで一体化する工法である荷重集中型伸縮継手装置である。本研究では、RC床版表面に荷重分布鋼板を設けた荷重分布型伸縮装置を開発し、静荷重実験を実施した。その結果、同一断面寸法を有するRCはりの最大耐荷力に対して荷重集中型伸縮継手設けたRCはりの最大耐荷力は1.44倍、荷重分布型伸縮継手を設けたRCはりは2.00倍の耐荷力が得られた。よって、荷重分布型伸縮継手を設けることで、大幅な耐荷力の向上が図られ、実用的である結果が得られた。

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