新材料・新工法（構造）

[V-637] GFRPロッドの付着強度および曲げ成形部強度に関する実験的検討

〇狩野 武¹、三加 崇¹、藤井 雄介²、和田 圭仙² (1.三井住友建設株式会社、2.西日本高速道路株式会社)

キーワード：GFRPロッド、付着強度、曲げ成形部強度、引抜試験、超高耐久プレキャスト壁高欄

高速道路などのコンクリート橋は，凍結防止剤の散布や沿岸部の飛来塩分により，鋼材の腐食による劣化が進行しており，この課題に対し著者らは鉄筋やPC鋼材などの鋼材を一切用いない超高耐久なプレキャスト壁高欄（Dura-Barrier）などを開発した．Dura-Barrierは，鉄筋の代替として，腐食しない材料であるGFRP（Glass Fiber Reinforced Plastics）ロッドを用いている．鉄筋の代替として使用するための，GFRPロッドの定着性能と曲げ成型部の強度について確認した．