令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(構造)

座長:栗橋 祐介(金沢大学)

[V-639] エポキシ接着材およびアンカーによるPCa壁高欄の固定性能の評価

〇赤塚 創太1、武若 耕司2、審良 善和2、山口 明伸2、坂本 和也3 (1.鹿児島大学大学院理工学研究科、2.鹿児島大学学術研究院、3.インフラテック株式会社)

キーワード:プレキャスト部材、壁高欄、固定方法、アンカー、エポキシ接着材

プレキャスト部材は,あらかじめ工場等で製造され,現場で組み立てや設置を行うコンクリート建設資材であり,工期短縮やコスト削減等が期待できる技術である.橋梁の壁高欄の取換えにおいては,壁高欄の打換えの際に床版部の打換えまでを伴うことが多く,結果的に工期短縮やコスト削減を実現できないという課題がある.そこで本研究では,既存の床版とPCa壁高欄を一体化させる方法として,エポキシ接着材とアンカーを併用する新たな接続工法を提案し,実部材を用いた静的載荷試験により,接続構造の固定性能の評価を行った.本研究より,要求される安全性能を十分満足することが確認され,壁高欄の一体性を保持していることが確認できた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン