令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(2)

座長:内田 慎哉(富山県立大学)

[V-377] 埋設型枠工法における内部コンクリートの初期欠陥の検知方法に関する実験的検討

〇光山 恵生1、渡邊 有寿1、柳井 修司1、小山 一夫2、前山 篤史2 (1.鹿島建設、2.カジマ・リノベイト)

キーワード:埋設型枠、非破壊検査、高強度繊維補強モルタル、初期欠陥、プレキャスト

埋設型枠工法は,コンクリート製PCaパネルを構造物の外殻として内部にコンクリートを打ち込む工法であり,施工の省力化,環境負荷低減など多くの利点を有する工法である。 一方で,躯体表面にPCaパネルが設置されることから,現場打ちコンクリートの初期欠陥を目視によって確認できず,施工管理や検査を行う上での課題となる。そこで,初期欠陥を模擬したRC供試体を用いて,各種の非破壊検査技術の適用性を検証した結果,かぶり厚,豆板および空洞は電磁波レーダを,PCaパネルの縁切れは打音検査によって検知できることを明らかにした。

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