Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

非破壊試験法(2)

Chair:Shinya Uchida

[V-380] Effect of Water and Oil Layer on Concrete Surface to Elastic Wave Excitation by Means of Laser Irradiation

〇Shunsuke Murase1, Katsufumi Hashimoto1, Tomoki Shiotani1, Hirotaka Kawano1, Atsushi Hattori1 (1.KYOTO University)

Keywords:concrete, elastic wave, YAG laser, laser ablation

コンクリート構造物の非破壊検査方法として弾性波を用いた検査方法が多く用いられているが,本研究ではレーザー励起弾性波に着目した.レーザー励起弾性波とは,固体にパルスレーザーを照射した際に固体表面上でアブレーションを起こすことによって内部に励起される弾性波であり,将来的には非接触の遠隔検査への利用が期待されている.本研究ではコンクリート表面に水分や油滴が存在する場合にレーザー励起弾性波にどのような影響が生じるかを検討した.その結果,レーザーの出力が30mJの場合は表面に水分や油滴が存在する方が励起弾性波の振幅が増幅され,水分と油滴で比較すると油滴が存在する方がより増幅される,という知見を得た.

Please log in with your participant account.
» Participant Log In