Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

非破壊試験法(2)

Chair:Shinya Uchida

[V-382] Basic Study on the Estimation of Strength of Real Concrete Structures by X-ray Contrast

〇Hikaru Ishii1, Mituhiro Takeda2 (1.Graduate School of Engineering Program in Civil and Environmental Engineering, Tohoku Gakuin University, 2.Tohoku Gakuin University)

Keywords:Contrast X-ray, Strength estimation, Non-destructive test

本研究は、これまでX線造影撮影法という、コンクリート中のひび割れや空隙量を定量化した値から圧縮強度を推定する方法を提案してきた。しかしながら、去年の研究までで、実験で求めた値と現場のコンクリートでは強度推定のデータにずれが存在することが分かった。

 そのため、今回の実験では強度推定精度を高めるため、コンクリート自体の水分量や供試体サイズの影響についての確認実験を行った。
 実験の結果、養生時に受ける乾燥の影響によって、強度推定値は実強度よりも低下し、供試体寸法がφ40mm以下となると、推定強度は高くなる傾向が分かった。

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