[V-382] X線造影撮影法による実コンクリート構造物の強度推定に関する基礎研究
キーワード:X線造影撮影、強度推定、非破壊検査
本研究は、これまでX線造影撮影法という、コンクリート中のひび割れや空隙量を定量化した値から圧縮強度を推定する方法を提案してきた。しかしながら、去年の研究までで、実験で求めた値と現場のコンクリートでは強度推定のデータにずれが存在することが分かった。
そのため、今回の実験では強度推定精度を高めるため、コンクリート自体の水分量や供試体サイズの影響についての確認実験を行った。
実験の結果、養生時に受ける乾燥の影響によって、強度推定値は実強度よりも低下し、供試体寸法がφ40mm以下となると、推定強度は高くなる傾向が分かった。
そのため、今回の実験では強度推定精度を高めるため、コンクリート自体の水分量や供試体サイズの影響についての確認実験を行った。
実験の結果、養生時に受ける乾燥の影響によって、強度推定値は実強度よりも低下し、供試体寸法がφ40mm以下となると、推定強度は高くなる傾向が分かった。
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