非破壊試験法(2)

[V-383] Evaluation of repair condition on concrete member by MT method

〇Takeshi Watanabe¹, Ayaka Nouchi², Susumu Namerikawa¹, Chikanori Hashimoto¹ (1.Tokushima University, 2.SUMITOMO MITSUI CONSTRUCTION CO.,LTD. )

Keywords:Quality engineering, Mahalanobis Taguchi system, MahaLanobis Distance, Honeycomb, Non-destructive test, Pattern recognition

現在，国内では社会基盤構造物の維持管理が一般化し，構造物の点検・調査・診断および補修・補強が進められている．その一方で，点検や調査結果に基づく劣化変状の定量化や，補修・補強の効果を評価するが確立されているとはいえない．本研究では，非破壊試験結果を利用し，劣化変状によるコンクリート構造物の診断や補修効果に，品質工学で提唱されているMT（マハラノビス・タグチ）システムが適用できると想定し，研究の第一段階として，初期欠陥の豆板およびその補修効果への適用を通じて有用性について検討を行った．