令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アルカリシリカ反応

座長:前島 拓(日本大学)

[V-179] 養生温度と静置温度が高炉スラグ微粉末を添加したコンクリートのアルカリシリカ反応抑制効果に及ぼす影響

〇大久保 航希1、合田 寛基1、日比野 誠1、原田 耕司2 (1.国立大学法人九州工業大学、2.西松建設)

キーワード:アルカリシリカ反応、高炉スラグ微粉末、膨張量、温度依存性

現在アルカリシリカ反応(以下,ASR)の抑制対策としてASR抑制効果のある混和材の使用が挙げられる.その混和材の一つに高炉スラグ微粉末(以下,BFS)が使用されるが,実構造物においてBFSを使用したにもかかわらずASRによる損傷が報告されている.そこで本研究ではBFSを添加したコンクリート供試体を促進養生することによってASRを再現し,その供試体の養生温度と静置温度を変化させることでそれらがBFSのASR抑制効果に及ぼす影響を検討した.その結果,BFSを添加したコンクリートにおいて,温度条件の相違によりASR抑制効果に差異があることが確認できた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン