令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

フレッシュコンクリート

座長:橋本 学(鹿島建設)

[V-423] 締固めを必要とする高流動コンクリートの分離抵抗性に関する検討

〇梁 俊1、坂本 淳1、丸屋 剛1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:分離抵抗性、粗骨材残存率、粗骨材残存面積率、単位容積粗骨材量

締固めを必要とする高流動コンクリートの配合選定において,コンクリートの分離抵抗性の確保が重要であるが ,既存の評価方法はほとんどが目視による判断で,定量的な評価方法が望ましい.本報では,内径250mm,高さ50mmの塩化ビニル筒体7個を上下に連設した試験装置により,各筒体内試料中の粗骨材残存率を比較することで分離抵抗性の評価を試した結果について報告する.また,断面寸法500×500mm,高さ800mmの試験体を製作し,硬化した後,コアを採取してコア表面全体の粗骨材の面積を4等分にし,粗骨材残存面積率として評価した.

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