[V-467] 粒径の異なる瓦チップを用いたポーラスコンクリートの保水・揚水性能
キーワード:使用済み瓦、ポーラスコンクリート、ヒートアイランド現象、保水性能、揚水性能、粒径
本研究は,ヒートアイランド現象による都市部の気温上昇,使用済み瓦の廃棄・処理問題,この2つの課題を同時に解決することを目的とした,瓦チップを粗骨材に用いた瓦ポーラスコンクリートについての研究である.瓦ポーラスコンクリートは骨材中の空隙の多さから,保水性が高く,潜熱効果が期待されており,ヒートアイランド低減舗装としての活用が見込まれる.そこで瓦ポーラスコンクリートの骨材の粒径の違いによる保水・揚水性能に着目し,屋外暴露試験を行い表面温度の比較検討を行った.
その結果,粒径が小さいほど揚水・保水性能は高くなるが,湿潤状態・保水状態において粒径が大きいほど蒸発効率が高いことが明らかとなった.
その結果,粒径が小さいほど揚水・保水性能は高くなるが,湿潤状態・保水状態において粒径が大きいほど蒸発効率が高いことが明らかとなった.
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