環境保全・リサイクル（舗装）(2)

[V-470] Winter durability evaluation of soil-based pavement material using bamboo chips and examination of workability on site

〇Chikashi Koga¹, Kenichi Sato¹, Takuro Fujikawa¹, Ego Hirokazu² (1.Fukuoka University, 2.NIPPO Corporation)

Keywords:Bamboo chips, Frozen, On-site construction

土系舗装は、自然土にセメント系などの固化材を混合した舗装である。これらは、景観性、歩行性、保水性に優れ、近年、地球温暖化軽減等で着目されている。しかし、寒冷地では凍害や霜害による損傷を受けやすいことが報告されている。そこで、竹チップを用いた舗装材料の凍結時の物理・力学特性を把握し、冬季における耐久性について実験的な検討と中規模の現場施工を行った。その結果、竹チップ舗装材料は、凍結時において体積膨張を抑制でき、竹チップの添加により十分な強度があることが確認できた。今後、材料融解時の材料強度の検討も行う予定である。また、中規模施工の現地での材料混合・製造の能力と機械施工の有効性が示された。