令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

環境保全・リサイクル(舗装)(2)

座長:坪川 将丈(国土技術政策総合研究所)

[V-472] 保水性ブロック舗装の新たな自動給水システムに関する検討

〇唐木 健次1、岡島 穂高1、熊坂 理紗1 (1.大成ロテック株式会社)

キーワード:保水性ブロック舗装、自動給水、暑熱環境改善

保水性ブロック舗装は,舗装体内に保持した水分が蒸発することで路面温度を低下させる効果を発揮する.この路面温度低減効果を効率的に発揮させようとするときには,水分を供給するために電気的な制御方法を用いた自動給水システムを構築する場合があるが,電気設備などが必要となり,コストが高額となる.筆者らは,ブロック舗装の温度に物理的に反応して弁を開閉する“温感自力式開閉バルブ”を用いた給水システムの開発を試みた.実用化に向け,バルブの開閉温度の閾値を設定するために,夏季における湿潤状態におけるブロック側面温度を確認した結果,39℃程度に設定することで効率的かつ効果的な給水ができる可能性があると考えられる.

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