[V-473] 制振特性を有したアスファルト混合物に関する一検討
キーワード:制振、アスファルト混合物、半値幅法、HFWD、損失係数、振動加速度レベル
道路交通振動に関する苦情は概ね年間250件程度発生しており,振動の発生原因としては,段差,平たん性の悪化,路床の支持力の低下,交通荷重の超過等が挙げられる.しかし,振動の抑制対策を講じてもそれぞれに問題点があり,根本的な解決は困難である.本研究では,制振効果を有する舗装技術の開発を目的として,制振用アスファルトを用いた混合物で振動抑制効果に関する室内試験を行った.その結果,制振用アスファルトを用いた混合物は,改質Ⅱ型を用いた混合物よりも損失係数が高く,振動加速度レベルが低くなる傾向を示し,制振用アスファルトは振動抑制舗装用の材料として十分な可能性を有していることが確認できた.
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