令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

維持・修繕(舗装)(2)

座長:丸山 記美雄(寒地土木研究所)

[V-509] 阪神高速道路の鋼床版上舗装における損傷発生の傾向分析

〇小瀬 詠理1、青木  康素1、神下 竜三2、宇野津 哲哉2 (1.阪神高速道路、2.阪神高速道路技術センター)

キーワード:鋼床版上舗装、損傷分析、交通量、ひび割れ、わだち掘れ

阪神高速道路ではほとんどが橋面舗装であり、鋼床版上舗装はコンクリート床版上舗装と比較して損傷の発生割合が高いことが既往の研究から報告されている。そこで、日常点検や定期点検の結果から鋼床版上舗装で実際に起こった損傷を分析し、交通量と表層舗設からの経過年数との関係を検討した。その結果、舗装損傷と表層舗設からの経過年数との関係に相関が見られることが分かった。舗装の補修設計での評価対象である「最大わだち掘れ」や「ひび割れ率」に加えて、その他考慮する事項として表層舗設までの年数も考慮することで損傷状況を把握できる可能性があるといえる。

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