[V-511] 局部変状を考慮した国際ラフネス指数による路面評価
キーワード:路面評価、国際ラフネス指数、局部変状、ドライビングシミュレータ、乗り心地
路面の縦断凹凸は,国際ラフネス指数(以下,IRI)により評価されるが,局部的な損傷を含む路面変状が過小評価される問題がある.そこで本研究では,局部変状率(Localized Factor,以下,LF)を提案し,路面凹凸をドライビングシミュレータに反映させ体感走行試験を行うことにより,IRIとLFを統合し局部変状を考慮した路面評価について検討した.その結果,IRIが小さいほど局部変状の乗り心地への影響が大きく,IRIのみの路面評価には限界があることが示唆された.今後,IRIとLFを統合した管理水準を検討することで,利用者の乗り心地に基づく効果的な舗装の維持管理を可能にするものと期待できる.
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