令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

維持・修繕(舗装)(2)

座長:丸山 記美雄(寒地土木研究所)

[V-514] 汎用ビデオカメラ画像を活用した道路舗装ひび割れ解析の実現場への適用検証

〇秋山 成央1、竹内 恭一1、今井 龍一2、中村 健二3、塚田 義典4、熊倉 信行5、山崎 恭彦6、米川 陽子6 (1.日本工営、2.法政大学、3.大阪経済大学、4.摂南大学、5.東芝環境ソリューション、6.東芝インフラシステムズ)

キーワード:舗装点検技術、ひび割れ率、健全性、損傷評価、深層学習

従来、舗装状態は路面性状調査で評価していたが、舗装点検要領(H29.3)では目視点検が基本とされており、必要に応じ機器を用いることも可能となっている。目視点検は点検者の主観による定性的な評価となり、点検調書作成に多くの手間を要するなど運用上の課題も多い。近年、車両に取り付けた市販ビデオカメラで撮影した路面画像に深層学習を適用し、ひび割れ等を検出する技術の開発が進められており、簡易に定量的なひび割れ状況を計測することが可能となっている。本稿は、汎用ビデオカメラによる画像を活用した道路舗装ひび割れ解析を直轄国道に適用し、路面性状調査結果や現地路面状況との比較等を通じて実現場への適用性を考察した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン