令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

耐震補強(2)/耐震

座長:松本 浩嗣(北海道大学)

[V-603] 高架橋等の新旧構造物接続部材の設計に関する考察

〇山本 忠1、ANGGRAINI Laurensia1、野上 雄太1 (1.JR東日本コンサルタンツ)

キーワード:新旧構造物連結部材、耐震設計

既設高架橋にホームを増設する場合等,新旧構造物を連結する橋軸直角方向の梁部材に着目し,橋軸方向地震時の簡易な設計手法を提案して両構造物の固有周期や降伏震度の相違による連結部材の最大せん断力への影響を考察した.
 また,既設構造物の柱部材のせん断耐力に余力がない場合,新設構造物単独での固有周期を短くして(剛性を高くして)降伏震度を高くするのが良いが,新旧構造物を一体化した3次元骨組動的解析でトライアルするのは非常に手間がかかる.このため,新旧構造物単独の固有周期や降伏震度を算定することで,既設構造物の柱部材が負担するせん断力の増減の程度が把握できるようなパラメータスタディ結果の一例を示した.

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