Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

非破壊試験法(3)

Chair:Kentaro Ohno

[V-388] Study on the measurement of chloride ion content in concrete surface using the portable X-Ray fluorescence analyzer

〇Hiroki Endo1, Toru Iijima1, Hitomi Baba1, Hiroshi Kato2 (1.JR Soken Engineering , 2.Olympus )

Keywords:chloride ion, portable X-Ray fluorescence analyzer, concrete, mortar, X-ray intensity, salt damege

コンクリート構造物の塩害劣化が深刻化しており,コンクリート構造物中の塩化物イオン量を把握することが重要視されている.また,近年では携帯型蛍光X線分析を用いて測定することが提案されている.

 本研究は,配合を変えた供試体に塩化物イオンを混入し,JIS法の電位差滴定法と携帯型蛍光X線分析の結果を比較した.また,携帯型蛍光X線分析の測定時間の影響についても検討を行い,その適用性を評価した.その結果,検量線を用いる事で高い相関が認められ,配合の違う供試体のばらつきは0.8%~1.2%であった.また,測定時間は最短15秒と短い時間で測定できることから,現場で補修範囲の選定に使用可能であることがわかった.

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