[V-388] 携帯型蛍光X線分析装置を用いたコンクリート表面の塩化物イオン量測定の検討
キーワード:塩化物イオン、携帯型蛍光X線分析装置、コンクリート、モルタル、X線強度、塩害
コンクリート構造物の塩害劣化が深刻化しており,コンクリート構造物中の塩化物イオン量を把握することが重要視されている.また,近年では携帯型蛍光X線分析を用いて測定することが提案されている.
本研究は,配合を変えた供試体に塩化物イオンを混入し,JIS法の電位差滴定法と携帯型蛍光X線分析の結果を比較した.また,携帯型蛍光X線分析の測定時間の影響についても検討を行い,その適用性を評価した.その結果,検量線を用いる事で高い相関が認められ,配合の違う供試体のばらつきは0.8%~1.2%であった.また,測定時間は最短15秒と短い時間で測定できることから,現場で補修範囲の選定に使用可能であることがわかった.
本研究は,配合を変えた供試体に塩化物イオンを混入し,JIS法の電位差滴定法と携帯型蛍光X線分析の結果を比較した.また,携帯型蛍光X線分析の測定時間の影響についても検討を行い,その適用性を評価した.その結果,検量線を用いる事で高い相関が認められ,配合の違う供試体のばらつきは0.8%~1.2%であった.また,測定時間は最短15秒と短い時間で測定できることから,現場で補修範囲の選定に使用可能であることがわかった.
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