高流動コンクリート(1)

[V-431] Visual and tactile assessment of segregation resistance of high flowable concrete

〇Isao Kurashige¹, Taku Otsuka¹, Makoto Higaki², Shin-ichiro Hashimoto³, Hiroshi Nemoto⁴, Jun Liang⁵, Yoshitaka Kato⁶, Hiromitsu Koyama⁷, Iwao Mimoto⁸, Masafumi Watanabe⁸ (1.Central Research Institute of Electric Power Industry, 2.FLOWRIC, 3.Chiba Institute of Technology, 4.SHIMIZU, 5.TAISEI, 6.Tokyo University of Science, 7.BASF Japan, 8.UCHIYAMA ADVANCE)

Keywords:High flowable concrete, Fresh concrete, Segregation resistance , Visual assessment, Tactile assessment

近年，生産性向上の観点から普及が期待されている「締固めを必要とする高流動コンクリート」は，スランプコンクリートと比較して流動性が高く，かつ振動締固めを行って打ち込まれるため施工性に優れるといった特長があるが，十分な材料分離抵抗性を確保し，適切な振動締固めを行うことが肝要となる．ここでは，材料分離抵抗性の一次スクリーニング手法として，目視評価ならびに触感評価の可能性を検討した．その結果，コンクリートの材料分離抵抗性を左右する粘性については，静的な外観の観察（目視）よりも，直接触れた際の動的な感覚（触感）の方が，より確度が高く分解能の高い結果が得られることを明らかにした．