令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

高流動コンクリート(1)

座長:日比野 誠(九州工業大学)

[V-431] 目視・触感による締固めを必要とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性評価の検討

〇蔵重 勲1、大塚 拓1、檜垣 誠2、橋本 紳一郎3、根本 浩史4、梁 俊5、加藤 佳孝6、小山 広光7、三本 巌8、渡邉 真史8 (1.電力中央研究所、2.フローリック、3.千葉工業大学、4.清水建設、5.大成建設、6.東京理科大学、7.BASFジャパン、8.内山アドバンス)

キーワード:締固めを必要とする高流動コンクリート、フレッシュコンクリート、材料分離抵抗性、目視評価、触感評価

近年,生産性向上の観点から普及が期待されている「締固めを必要とする高流動コンクリート」は,スランプコンクリートと比較して流動性が高く,かつ振動締固めを行って打ち込まれるため施工性に優れるといった特長があるが,十分な材料分離抵抗性を確保し,適切な振動締固めを行うことが肝要となる.ここでは,材料分離抵抗性の一次スクリーニング手法として,目視評価ならびに触感評価の可能性を検討した.その結果,コンクリートの材料分離抵抗性を左右する粘性については,静的な外観の観察(目視)よりも,直接触れた際の動的な感覚(触感)の方が,より確度が高く分解能の高い結果が得られることを明らかにした.

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