令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

高流動コンクリート(1)

座長:日比野 誠(九州工業大学)

[V-434] ブリーディング低減成分を含有した増粘剤一液型高性能AE 減水剤を使用した覆工用高流動コンクリートの基本特性

〇作榮 二郎1、亀島 健太1、松本 修治2、坂井 吾郎2 (1.BASFジャパン(株)、2.鹿島建設(株))

キーワード:覆工用高流動コンクリート、増粘剤一液型高性能AE 減水剤、ブリーディング、強度発現性

中流動覆工コンクリートの粉体量を増加させることなく自己充填性を付与することで型枠バイブレータなどが不要となれば,施工の自動化とそれによる安全性および生産性の向上に寄与できるものと考えられる.そこで,スラン15.0cmの覆工コンクリートと同等の単位セメント量である300kg/m3程度で増粘剤一液型の高性能AE 減水剤を用いたスランプフロー550mm程度の覆工用高流動コンクリートの各種性状について検討を行った.その結果,ブリーディング低減成分の含有と分散,保持および増粘成分の調整を行った混和剤を使用することで自己充填性と材料分離抵抗性に優れた覆工用高流動コンクリートの製造が可能であると考えられた.

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