令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

高流動コンクリート(1)

座長:日比野 誠(九州工業大学)

[V-435] 配合条件が高性能AE減水剤(増粘剤一液タイプ)を用いた締固めが必要な高流動コンクリートのフレッシュ性状に及ぼす影響

〇小林 竜平1、橋本 紳一郎2、根本 浩史3、齊藤 和秀1、水野 多朗1 (1.竹本油脂、2.千葉工業大学、3.清水建設)

キーワード:締固めが必要な高流動コンクリート、高性能AE減水剤(増粘剤一液タイプ)、フレッシュ性状、頭打ち

単位セメント量や単位水量の配合条件の違いが,高性能AE減水剤(増粘剤一液タイプ)(以下,VSP)を用いた締固めが必要な高流動コンクリートのフレッシュ性状に与える影響について検討した.その結果,単位セメント量,単位水量が多くなるのに従い,良好な状態が得られる最大のスランプフローは大きくなった.しかし,単位水量が極端に少なくVSPに分散力が高く求められる配合条件では,分離を伴わずにスランプフローの頭打ちが生じることが明らかとなった.

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