令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アスファルト系舗装(1)

座長:野口 健太郎(出光興産)

[V-477] フォームドアスファルト技術を活用したアスファルト舗装の品質の向上

〇黒田 康照1、佐藤 航也1 (1.前田道路株式会社)

キーワード:フォームド、フォームドアスファルト、締固め度

近年のアスファルト合材製造量の減少にともなう合材工場数の減少により,運搬距離,運搬時間が長くなり,運搬時に合材外周部と内部の温度差が大きくなることが懸念される.温度差が大きくなると不具合が発生する可能性があるため,フォームド技術を活用し,アスファルト舗装の品質の向上を図った.舗装の締固め度の平均値を大きくし,締固め度の低い箇所を低減させることを理想とし検証を実施した.切取供試体の締固め度の分布を評価した結果,フォームド技術を活用することで,舗装の締固め度が向上し同等の均一性を確保することができ,舗装端部の締固め度の確保やポーラス舗装端部の骨材飛散等の改善が期待できる結果が得られた.

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