令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アスファルト系舗装(1)

座長:野口 健太郎(出光興産)

[V-480] DSRを用いたアスファルトの温度応力と線膨張係数の評価方法

〇曲 慧1、平戸 利明1 (1.東亜道路工業(株))

キーワード:アスファルト、DSR、温度応力、線膨張係数、劣化

アスファルト舗装が長い延長でもひび割れないのは,アスファルトの温度変化に伴う収縮膨張とその時に生じる温度応力の緩和性能に起因するものと考えられるが,これらの性能を評価する方法は明確に定められていない.本研究では,Dynamic Shear Rheometer(DSR)を用いて簡易にアスファルトの温度応力および線膨張係数を評価する方法について検討した.様々な試験条件により評価した結果,DSRにより得られたアスファルトの応力変化はアスファルト混合物の温度応力試験から得られる挙動と概ね一致することが分かった.さらに,薄膜状態としたアスファルトの線膨張係数を測定した.

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