令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

凍害(2)

座長:吉田 行(土木研究所)

[V-568] 特殊混和材料による凍結融解抵抗性の改善に関する基礎的研究

〇大野 由美子1、山田 大悟1、橋本 紳一郎1、徳光 卓2、杉江 匡紀2、早川 隆之3、小須田 和貴3 (1.千葉工業大学、2.富士ピー・エス、3.太平洋セメント)

キーワード:凍結融解抵抗性、特殊混和材、相対動弾性係数、若材齢コンクリート、表面スケーリング

近年、寒冷地を中心に凍害によるコンクリート構造物の劣化が問題となっている。これに対し、通常のコンクリートより多くの空気量を確保する対策を行っているが、空気量の増加に伴い強度低下などが懸念される。既往の研究では、亜硝酸カルシウムとパラフィンを主成分とした特殊混和剤による凍結融解抵抗性の改善が提案されている。これは多くの空気量を確保する必要がなく強度低下の抑制ができる。しかし、脱枠時など初期強度が発現されていない状況で凍結融解を受けるもの他、呼び強度の影響などについて検討されていない。本研究では呼び強度の異なるNo-AEコンクリート及び若材齢コンクリートに対する特殊混和剤の効果について検討した。

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