Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第V部門

構造物調査・診断(1)

Chair:Tomohiro Miki

[V-649] Quantitative Study on Visual Measurement Error of Crack Width in Close Visual Inspection of Concrete Structures

〇Junpei Saito1, Hibiki Shiokawa1 (1.Nihon University)

Keywords:Crack, Visual Measurement

コンクリート構造物の近接目視点検の義務化が法令化された。一方,建設業界においては点検技術者が今後10年で現在の1/3が離職することが予測されている。したがって,今後は点検技術を有していない者も近接目視点検に従事する機会が増加する可能性が高い。
本研究はひび割れ幅の目視計測に及ぼす各種要因の影響を明らかにするために,点検技術を有していない者を対象に,人工的なひび割れを施したコンクリート供試体の近接目視によるひび割れ幅の目視計測をしてもらい,その計測誤差を検討した。
その結果クラックスケールを使用すること、ひび割れとの距離が近いこと、視力が高いことが,計測誤差が小さくなることがわかった。

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